【借金を回避】転職する前にしておきたいお金の流れと心構え

転職は借金をした理由のTOP10に入るほどリスクがあります。突然仕事をやめることになってからでは遅い!事前にお金の流れを知っておきましょう。

仕事の人間関係ではストレスがあるのは当然!あなたを一段と強くする方法を紹介!

朝起きてか夜寝るまで、私たちは刺激の中で生活をしています。その代表である仕事、人間関係、ストレスの三者との付き合いは尽きることはありません。ですが、それらをコントロールできるとしたら嬉しい話ですね。したたかさやしなやかさを表に出して、開き直り、人間関係を築き、ストレスを求めることで、新しい自分を発見してみませんか。

仕事 人間関係 ストレスの背景

私たちが仕事をしている中で会社内はもちろんですが、取引先を含めて多くの人たちとの接触が日常茶飯事行われています。仕事とは言え辛いことがある一方で、楽しいことも結構あるのも確かなことです。

ここに並べた仕事、人間関係、ストレスの3語は、切っても切れないつながりがあります。仕事は私たちの生活の基盤であると同時に創造性を育むものです。そして人間関係は、人間の根源の原点にあるものですが、未だにそれの回答を出さずにいます。つまり、人間関係はこういうものだという、はっきりと示すことは出来ないでいるのです。

私たちはなんでもお見通しだと思っているかも知れませんが、まだまだ奥の深いもので物知り顔に人間関係を語っていますが、実は最大公約数を言っているだけで、必ずしも本当に理解しているわけではありません。

ストレスはすべての生物に共通してある内的、外的にあるプレッシャーで、生命体としての生存の普遍性を維持するために必要な力です。ストレスがないとしたらどうなるのでしょうか?筋力も内臓の働きも、もちろん、精神活動もできなくなります。

ということは、生命体としての存在する意義を失うことになるのです。そういう3つの関連を紐解くことで、仕事にかかわる個の存在と衆の存在との連関と、そこにストレスが介在した場合、人間はどのような態度を取るべきなのかを見て行くことにいたしましょう。
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ストレスと溜まる疲労

私たちが長期にわたって精神的、または肉体的な活動をし続けた場合、普段感じている正常な状態とは異なる違和感を持つようになります。ですが、適当な休息を取りますと違和感の状況から回復することが出来ます。つまり、疲労から回復ができたことになり、このような可逆的な精神的、もしくは肉体的な状態を意味する概念が疲労ということになります。

人間関係、それもストレスからくる疲労は肉体的な疲労と違って、ただ単に休息を取ったり、睡眠をとったりしただけでは、取れるようなものではありません。というのも、ストレスの源が頭を占領しているので、寝つきも悪いし眠りも浅く、頭が重い感じがして目覚めも悪いせいか、スッキリした熟睡感がありません。

カナダの生理学者のハンス・セリエは、どんな原因であっても、ストレスは、それに耐えるか、ストレスの多い状況を避けるかのどちらかだと指摘していますが、現実の問題として組織にいる限り、人間関係の呪縛から逃げることは出来ません。

といって、人間関係解決の手段がないとしたら、そんな生活を続けることになってしまいます。

また、セリエはストレスを?警告反応期、?抵抗期、?疲憊期の3段階で説明しています。最後の疲憊期は病気の一歩手前の状況で、副腎皮質肥大、胸腺の収縮、胃腸内壁の出血などが見られ、いわゆる病理学的な変化を生じます。

ストレスによって健康を損なうのは、まさにこの疲憊期で、これには疲労が大きく関わっているのです。つまり、疲労とストレスは同じものではありませんが、セリエが指摘しているように、疲労はストレスの原因になり、一方でストレスは疲労の原因になるという密なる関係があるのです。

そのストレスのことを、有害なものとか、マイナスなものだとの考えから逃げようとして、言ってみれば後ろ向きに捉える場合と、その反対に、ストレスから逃げないでプラスなものだと考えたり、楽しんだりするぐらいに前向きに捉える場合、さらに極端に言うと自分からストレスを作り出した場合とでは、明らかにストレスの感じ方、耐性が違ってきます。

自分の立ち位置をどうとるかによって疲労度が増すか、そうではなく疲労があっても快い疲労として楽しむことができるかは、あなたのストレスに向き合う態度にかかっています。
ディストレスが辛さの源

ハンス・セリエは、ストレスについてこうも言っています。それは、ストレス刺激は苦痛(ディストレス)を生みだすが、楽しいストレス(ユーストレス)を生み出すとも言っています。つまり、後ろ向きのストレスはディストレスで、前向きのストレスはユーストレスということになるでしょうか。

ストレスにはこのような面があるのですが、そのことを知らいない人にとっては、仕事上の人間関係がもとで理不尽な経験をすることがあります。そして、それをストレスと感じるわけです。一度そのような経験をしますと、負のマインドとしてポジショニングされ、それ以降の仕事上の関係について、常について回るようになります。

それが日常的に続くようになると、いよいよ耐え難い心情が芽生え始め、苦痛や辛さを感じ始めます。多かれ少なかれ仕事をする限り、このようなことは誰もが経験することですが、負のマインドがインプットされた人のアウトプットは、警告期からすでに抵抗期に入っており、このまま放っておくと、やがて疲憊期に突入することになります。

おそらく、辛さを感じ始めるのは抵抗期の段階で、疲憊期に入る前にある種の防衛反応が起きて、そこから回避しようとする動きが生じることになり、辞めたいという感情が支配するようになってきます。
人間関係のもつれと、うつ、孤独

一生のうちでまったく何事もなくして生きてきた人は、おそらく皆無と言っていいでしょう。最初は母親と父親、そして兄弟姉妹、祖父母と接点が拡がりを見せ始め、幼稚園や保育園では、同年齢の子供たちと一緒の共同生活を体験するようになります。

このような経験をしながら物事を知るようになると、成長につれて毎日顔を突き合わる人が増えてきます。そして、団体、衆の中での人間関係のあり方を学んで行くのです。

ところが、仕事をするようになると、人間の本質的なところの徒党化、集団化や、利害関係の荒波に巻き込まれるようになってきます。そこでは、自分の思惑とは全く違うところで物事が進みますし、そこに身を置くことに躊躇いを感じるようになると、集団化から疎外感を持つようになります。

いわゆる、人間関係に縺れが生じ始め、孤独感を味わうようになるのです。そうなると、周囲の人の視線には、自分だけを個人的に無視をしているよう見えはじめ、いきおい孤独感を味わう感覚に襲われます。

やがて、そのことが心身に対して重いプレッシャーを与えることになり、ますます孤独感が進むことで、うつ状態に追い込まれていきます。
モチベーションを下げない

嫌なことが続くと、どうしても考えたくなることに仕事を辞めたくなることです。でも、問題は自分にあるかも知れません。例えば、仕事をしている最中に、ちょっと気配りをすれば、何の問題がなかったのに・・・・・とか、しまった、またしてもやってしまったとか、同じ失敗を繰り返すことで、それこそ後悔先に立たずではありませんが、皆さんも何回となく経験しているのではないでしょうか。

そのことについては、当然上司から追及されるわけで、それが度を超すようになると、上司の覚えは悪くなり、それだけで済めばいいのですが、仕事から外されることがあり得ます。

それは当人のモチベーションを下げることに繋がり、自分は会社に必要な人間ではないのではとの疑問が鎌をもたげ、やがてそれが膨らみだすと、否定的な考え方が先行することが見られます。そして、それに上司や同僚の視線が絡んでくると、終には、辞めることを考えるまで進んでしまいます。
人間関係力を強くする

さあ、そこでそうならないようにするには、どうしたらいいのかを見て行くことにいたします。自宅でパソコンに向かっての株取引や、単独で出来る仕事をしている場合を除いては、ほとんどの人が、日常的に多くの人たちと接触しています。仕事とはそういうものでFace to Faceが基本になっています。

そこで、上司や同僚、部下との付き合い方を自分なりに分析して、冷静に対応できるように心の準備をする必要があります。小さな組織でも大きな組織でも、そこにいる上司、同僚、部下とは否が応でも付き合う必要がありますし、外部の取引先とも同様に接しなければなりません。

そうとなれば、上司、同僚、部下の性格、行動、そして癖などを知ることが大切になります。賢明なあなただったら、すでに分かっていると思いますが、そういう彼らに対して飽くまでも謙虚さを最優先にして、組織に自分が必要だという感慨を抱かせることと、果敢なるチャレンジスピリッツを見せることです。

それに加えて、チームワーク力、クリエイティブ力、決断力、熱意などを再認識さるようなスタイルを打ち出すことが望まれます。つまり、人間関係力にエネルギーを吹き込むには、彼らの持っているあなたに対するイメージを、あなたがこれから作り上げるニュースタイルのイメージマネージメント力を上に加えて一掃させることが大事になります。

そのためには、感情をコントロールする術を手にしなければなりません。いたずらな感情に負けると、孤独を意識したり、辞めたくなったりしますので、ここは、認識力を持って対応しなければなりません。

なぜなら、チームワーク力、クリエイティブ力に優れていてもそれだけでは駄目で、人間関係力のスキルを持っている人が、どんな組織であっても必要とされるからです。
開き直りが心を軽くする

開き直りというと、ふてくされるようなイメージがあるかもしれませんが、ここで言いたいのはポジティブな開き直りです。これまでに人間関係のトラブルやストレスがあったとしても、一旦リセットして前向きに考え直してみると心が軽くなるかもしれません。

シンプルに現在の状況を整理して、動くもの、動かせるものと動かせないものに分けてみましょう。上司や後輩の考えが変わらないのであれば、変える努力をするよりも受け止め方を見直す方がうまくいくかもしれません。また、ストレスの元が減らないのであれば、ストレスを自分を伸ばす機会と考えて捉えなおしたり、他のところでストレスを発散してバランスを取る、などの対策を考えてみましょう。

相手に振り回されてばかりという場合には、相手の出方を数パターン予想しながら対応してみるといいかもしれません。これまでの自分のやり方は間違っていないとしても、相手に通用しないのであれば、前向きに開き直って別の方法を考えるしかないということです。だれが悪いということではなくて、どうしたら現状を突破できるかということに論点をシフトしましょう。

自分の中でも変えられること、変えられないことを整理してみましょう。変えられないと思っていることでも、許容範囲を少し広げることでわずかにでも変えられないでしょうか。こうして少しずつでも前向きに開き直ることができれば、自分自身の成長につながります。
築く

相手が一生懸命話しているのに、あなたが聴いていないとしたら、相手は話していることになるのでしょうか?ジャングルで一人生活をしていた人は、他人に対して関心を示したり、気遣いをしたりするのでしょうか?おそらくしないでしょう。そう考えてみると、私たちは相手がいるからこそ、自分の存在があることに気づかされます。

つまり、考え方や感じ方、性格などは相手とのかかわり合いの中で成立するもので、それがなければ何の意味がないことになります。それに、友情や愛情、心遣い、尊重なども、最終的にはやはり相手があって存在します。

このことは相手にとっても同じことで、お互いの関わり合いが必要なことを物語っています。そう考えると、些細なことに囚われないで、まずは人を愛することから始めてみることが大切になります。人に愛されるのはそれからでも遅くはありません。

あなたを見れば、あなたの上司がどんな人なのかが分かり、そして、部下がどんな人なのかが判断できるぐらいの影響力を持った人間になれるように、一歩前に出るセンスとリーダーシップを築く態度を期待したいですね。
ストレスを求める

比叡山延暦寺の荒行である千日回峰行の堂入りが今2015年の10月に行われました。これは、7年間のうちの千日間、比叡の峰々を遥拝しながら行う修行で、それこそ死をかけた行なのです。行を行う人は回峰行者と呼ばれ、白装束に未開の蓮華の桧笠、八葉蓮華の草鞋をはき、死出紐と降魔の剣を携えて、行が途中で挫折した場合は、自ら命を断つという行です。

1年目〜3年目は1日30キロの回峰を1年に100日間行います。そして、260か所にも及ぶ礼拝をおこないます。4年目、5年目は30キロを200日行います。ここまで700日を満じた行者さんは、今度は、堂入りといって、9日間の断食・断水・不眠・不臥を行います。そして、その後は、6年目は1日60キロ、7年目は200日で、前半は1日84キロ、後半は1日30キロを巡り満行となります。

この行は普通の感覚ではとても出来るものではなく、特に9日間の堂入りは満行時には死臭が漂うほどの荒行です。
なぜ、このことを採り上げたかというと、これは、行者さん自身が自分で求めて、7年間の行に入っていることを知って欲しかったからです。

死を覚悟するほどのストレスを、わざわざ自らの求めで行うことは人間の限界を超えているものなのですが、敢えてそれにチャレンジする精神は、まさに、求めたストレスを跳ね返すほどの力になることを語っています。

このように、前向きに目的意識を持つことは、ストレスを従える力を持つことに繋がっています。そして、リラックスする時間を1日20〜30分程度持つようにすることで、少しでもいいから余裕を持てるようにすることをお勧めいたします。弛緩と緊張、このバランスを保つ工夫が大事です。
ストレスの面白い話

昭和60年ごろの話題なのですが、銀座三越のショーウインドウに田舎からメス牛が持ち込まれ、騒々しい中その場で乳しぼりが始まったそうです。見物客は期待に胸を膨らませて、今か今かと乳が出てくるのを待っていたらしいのです。どうですか、何となく映像シーンが浮かんできませんか。

ところが、彼らの期待は裏切られたのです。乳は出てこなかったのです。いろいろ手を当てたらしいですが、どうしてもうまく行かなかったそうです。要は、牛にとっては田舎ののんびりした環境とは違って、自動車は通る、激しい騒音が、見たこともない人の視線。それこそ、それらがストレスになって牛の乳腺を閉じてしまったと考えられます。

ストレスを目で見るようで面白いと思いませんか。
まとめ

仕事 人間関係 ストレスは働く環境が続く限り、私たちについて回ります。それでも、多くの人たちは、時に我慢をしながら上司や同僚、そして部下に付き合っているのです。そのことに対して肯定的に考えるか、否定的に考えるかによって、あなたの精神的なプレッシャーの減衰がどうなるかがかかっています。

これをお読みになった方は、ストレスからは逃げない。ストレスを受け容れる。ストレスを自ら作る。そして、開き直り、築く精神力や求める力を養えば、仕事も、人間関係も、ストレスも上手にコントロールできる可能性が出てきます。

変える勇気と、変える態度があれば、少しは目の前が明るくなるでしょう。

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